2019-12-03 第200回国会 衆議院 環境委員会 第3号
気温上昇の主要因は人為起源の温室効果ガス濃度の増加でありまして、先生が御指摘のとおり、世界的に見て、経済成長及び人口増加に伴って温室効果ガス排出量も増加してきておりまして、IPCCからもそのような報告がされています。 一方、日本では、近年、人口が減少傾向にあるものの、二〇一三年度から二〇一八年度の速報値で、GDPの増加傾向を保ちつつ、温室効果ガス排出量の五年連続減少を実現をしています。
気温上昇の主要因は人為起源の温室効果ガス濃度の増加でありまして、先生が御指摘のとおり、世界的に見て、経済成長及び人口増加に伴って温室効果ガス排出量も増加してきておりまして、IPCCからもそのような報告がされています。 一方、日本では、近年、人口が減少傾向にあるものの、二〇一三年度から二〇一八年度の速報値で、GDPの増加傾向を保ちつつ、温室効果ガス排出量の五年連続減少を実現をしています。
こうした観点から、環境省では、温室効果ガス観測技術衛星「いぶき」によりまして、地球各地で年間約一万三千点の温室効果ガス濃度を観測しております。今年度に打ち上げを予定しております後継機「いぶき」二号では、更に観測地点数を増加させ、精度を向上させる予定でございます。
これにつきましては、温室効果ガス濃度が倍増した場合、気温が何度上昇するかを示す気候感度について不確実性が高いことによるものと理解をしております。気候変動というテーマにつきましては科学的に解明されていない部分も多く、依然として不確実性が高い分野であります。そのため、環境省でも精力的に研究開発がなされており、これらに関する成果は環境行政に反映していくことが期待されています。
そして、この二〇一四年の第五次評価報告書におきましては、温室効果ガス濃度が二一〇〇年に約四五〇ppmの二酸化炭素換算又はそれ以下になるというシナリオにおきましては、産業革命以前の水準に対する気温上昇を二十一世紀にわたりまして二度未満に維持できる可能性が高いということ、そして、これらのシナリオにつきましては、世界全体の人為起源の温室効果ガスの排出量が二〇五〇年までに二〇一〇年と比べて四〇から七〇%削減
しかし、現在分かっている科学的な知見において、長い人類の歴史においてこれほどまでに急速に大気中の温室効果ガス濃度が上がったことはなく、そのような経験は人類がしたことなく、そしてそれによって引き起こされる環境そして社会に対する影響は極めてそれぞれの国家の、国際社会の存続を危ぶませる、大きな水準で起こるということも予測されているということでありますので、私たちは、短期的に取らなければならない対応と、それによる
温暖化対策は、原因となる温室効果ガスの排出を削減して、温暖化の進行を食いとめて大気中の温室効果ガス濃度を安定させるそもそもの緩和策と、気候の変動やそれに伴う気温、海水面の上昇などに対して、人や社会、経済のシステムを調節することで影響を軽減しようとする適応策というのに分類される、これは言うまでもないわけでございますが、そのどちらもが必要不可欠と位置づけられて、IPCCなどにおいても、互いに補完し合うことで
昨年公表されましたIPCCの第五次評価報告書でございますけれども、将来の世界の平均気温や温室効果ガス濃度などについてさまざまなシナリオがございますけれども、こういったシナリオについての評価を行っております。
このため、環境省としては、これまで、シベリア域に観測ネットワークを構築し、温室効果ガス濃度を観測するなどの取り組みを進めているところでございます。 また、北極圏域の生物多様性の保全についても、北極評議会の関係部会に職員を参画させまして、情報収集や今後の協力について関係国と検討を進めているところでございます。
御指摘のIPCC第五次評価報告書に向けての作業の中での第三作業部会の報告書でございますが、その報告書によりますと、二一〇〇年まで大気中の温室効果ガス濃度を産業革命前に比べて二度C未満に抑えられる可能性が高いシナリオでは、二〇一〇年と比べて二〇五〇年の世界の温室効果ガス排出量は四〇から七〇%低い水準であり、二一〇〇年にはほぼゼロ又はマイナスに至るとされてございます。
このAR4の気温上昇を仮に二から二・四度程度に抑えていくとすると、大気中の温室効果ガス濃度を四四五から四九〇程度で安定化させる必要もありますので、そのために二〇五〇年に世界全体の温室ガス排出量を少なくとも五〇%削減させることが必要と、こういうことになってきたわけであります。
○政府参考人(関荘一郎君) 政府で御提案させていただいております温暖化対策法でございますけれども、現在の法文の中でも、第一条の目的規定に、従来から気候変動枠組条約の究極の目的でございます大気中の温室効果ガス濃度の安定化ということが明記されているところでございます。
また、今回の温対法の一部改正案の一条の目的規定の中に、気候変動枠組み条約の究極目的であります大気中の温室効果ガス濃度の安定化ということをしっかりと明記させていただいておりまして、長期的視野に立ってこの温対法の改正というものを出させていただいております。
地球温暖化防止に向けた対策は、地球温暖化の原因となる温室効果ガスの排出を削減して地球温暖化の進行を食いとめ、大気中の温室効果ガス濃度を安定させる緩和策と、気候の変動やそれに伴う気温、海水面の上昇などに対して人や社会経済のシステムを調整することで影響を軽減しようという適応策とに分類されます。
その中で様々な議論が行われて、気候システムの温暖化には疑う余地がない、さらには、人為起源の温室効果ガス濃度の観測された増加によってもたらされた可能性が非常に高いということでございますので、こういう前提に立って温暖化にしっかりと対応をしていく、そういう方針でございます。 済みません、時間入ってしまって恐縮です、さっきのちょっと訂正だけ。
地球温暖化については、IPCC第四次評価報告書において、世界平均気温の上昇のほとんどは人為起源の温室効果ガス濃度の増加によってもたらされた可能性が非常に高いとされているように、まさに待ったなしの喫緊の課題となっています。 まずは、地球温暖化対策の第一歩として、京都議定書に定める二〇一二年までの六%削減目標を確実に達成する決意です。
地球温暖化については、IPCC第四次評価報告書において、世界平均気温の上昇のほとんどは人為起源の温室効果ガス濃度の増加によってもたらされた可能性が非常に高いとされているように、まさに待ったなしの喫緊の課題となっています。 まずは、地球温暖化対策の第一歩として、京都議定書に定める二〇一二年までの六%削減目標を確実に達成する決意です。
それが高いのか、私もいろいろこの間ずっと考えてまいりましたけれども、この二五%というのは、IPCC、これが真偽かどうかという議論もありますけれども、温室効果ガス濃度を四四五から四九〇ppmで安定化すれば、二・〇あるいは二・四度Cの気温上昇にとどまり得ること、また、四五〇ppmの安定化レベルを達成するためには、附属書Ⅰ締約国全体の排出量を二〇二〇年に二五から四〇%削減する必要があると示されております。
私どもとしては、このIPCCの第四次報告書の分析、最も影響の少ないシナリオとして、温室効果ガス濃度を四四五から四九〇ppmで安定化すれば、先ほど申し上げた産業革命前から二・〇から二・四度Cの気温上昇にとどまり得る、そういうIPCCの報告書を受け、四五〇ppmの安定化レベルを達成するために、いわゆる先進国、附属書1国全体の排出量を一九九〇年比で二〇二〇年に二五から四〇%、二〇五〇年には八〇から九五%削減
○斉藤(鉄)委員 長期目標八〇%は基本的に大気中の温室効果ガス濃度を安定させるため、そして二五%の中期目標は早期にピークアウトを起こして二度C以内に温度上昇を抑えるため、このように私は認識をしております。
○小沢国務大臣 IPCC第四次報告書の分析結果によりますと、二度Cに気温上昇をとどめるためには、温室効果ガス濃度を四四五から四九〇ppmとする必要があり、そのためには、附属書1締約国全体の排出量は二〇二〇年に二五%から四〇%削減する必要があることが示されています。その数字を根拠にいたしております。
二度Cに気温上昇をとどめるためには、温室効果ガス濃度を四四五から四九〇ppmとする必要があり、そのためには先ほど申し上げたことが必要である、こういうふうに書いてあると承知をしております。
鳩山総理が根拠としているIPCCの第四次報告書では、百七十七ある分析シナリオのうち、最も低いレベルで温室効果ガス濃度の安定化を可能とする六つのシナリオをもとにして、一定の仮定のもとで必要とされる先進国の削減割合の範囲として二五から四〇%削減というシナリオが示されただけであり、それをやらねばならないとか、このシナリオをとるべきだとは言っておりません。
温室効果ガス濃度では四四〇から四九〇。現在四三〇ppmです。二〇一五年までにCO2排出量をピークにして削減に向かい、二〇五〇年までに二〇〇〇年比で五〇から八五%削減と言っています。 これがその先ほども江守さんも紹介したシナリオ一ですけれども、二〇一五年までに世界の二酸化炭素排出量、ピークを迎える。日本だけではなくて世界全体ですから、これはなかなか大変なことですね。
既存の技術と今後数十年で実用化される技術で温室効果ガス濃度の安定化は可能である、つまり二度程度に抑えることができる。今後二十年、三十年の努力と投資がかぎである。こういう報告書になっているんですね。 ダボスで総理はこのIPCCの報告書にも言及されたと思うんですが、そのとき、総理の表現は、警告、科学者たちの警告というふうに言われたと思うんです。